コロナの疑いで緊急入院 難病がみつかりました日記

に加えて特発性間質性肺炎とか抗ARS抗体症候群とか睡眠時無呼吸症候群とか何だとかいろいろ雑記

2020年10月

 重宝しているパルスオキシメータであるが,連続して測れないことが欠点である。
 買い物しているときや体操したとき,あるいは睡眠中はどう変化するのかとかその辺を知りたいと思っていたわけである。
 もちろん,入院中と同じようにつけっぱなしにしておけばいいのかもしれないが,さすがにそういう作りにはなっていない。
 記録も手動で取るしかないし…。

 そんなとき,新しく出た Apple Watch Series 6 が血中酸素飽和度の測定ができると知って,急にほしくなった。
 睡眠中にも自動で測れるとのことで,それが連続して記録できるとちょっとうれしい。

 しかし,調べるとiphoneが必須などかなりの金額がかかる上に,連続して測れるわけではないらしい。
 一般のパルスオキシメータは赤色と赤外光の透過率の違いから酸素飽和度を測るのだが,これは反射光で測定するようである。
 精度のほどはどうなのだろう。
 測定中は動いてはいけないなどの制約もあるようだ。

 そんな中で見つけたのが,「リングO2」というものである。
 Amazonで見ると評価はいろいろであるが,ほかに適したものも見つからず,19,800円(税込み)ということもあって購入してみることにした。(Apple Watch Series 6は,42,800円(税別)から)

 届いたところで普段使っている日本光電製のものと数値を比べてみる。
 わずかに低く出る傾向があるようだが,それがわかればまあ無問題。
 さっそく使ってみることにする。

   P1140650   P1140667
 ▲リングO2装着状態         ▲睡眠時測定中。赤い光が怪しい




9月25日(金)~
 女房に付き添われて1ヶ月ぶりの検診。
 血圧,酸素飽和度などを記録したデータを印刷して持って行く。
 退院翌日からの部分を選択して,下痢の部分は赤文字にした。
 血圧と体調の記録は2013年3月3日から取っている。
 一過性脳虚血発作?で運ばれたときからだな。
 採血とレントゲン。レントゲンは正面からの1枚のみ。

 主治医との会話。
 酸素飽和度が91ぐらいしか出なくて,この前もこんなものでしたよねと彼。
 家だと94とか95ぐらいはいくんですが…と私。

 血液検査の数値はだいぶよくなって,LDHもついに正常範囲内に入ったとのこと。
 正常範囲内の上限ギリギリの220だったけどね。

 データを印刷してもらう。

 こちらで印刷していった表を見せながら,下痢の件を伝える。
 9月に入ってから,さらに回数が増えている。
 オフェブの副作用かなあ,ほかの薬かなあと。
 前回増やした胃薬を変えてみるかという話になる。
 テプレノンカプセル50mgからミヤBM錠へ。
 整腸剤だな。

 薬局で44,400円。
 高額医療費が3ヶ月続くと,以後はこの値段になるようだ。
 まあ,それでもかなりの金額だけどね。

 家に帰って退院直前の血液検査データと比べてみた。
 基準値を外れた数値が退院時は8項目,今回は3項目だからだいぶよくなったのは事実だろう。

 間質性肺炎は治らないにしても,下痢はなんとか収まってほしいものである。
 

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