2021年03月

2021年1月30日(土)

 朝11時,主治医から電話。
 昨日の抗体検査の結果を知らせてくれたのだった。

 IgG抗体の数値は0.02で,結果は陰性!

 まあ,そうなんだろうな。

 すでに書いたことだが,去年5月の入院時にPCR検査6回しても陰性だったし,今回の抗体検査ではかかった形跡も痕跡も見つかりませんねえということになるから,新型コロナウィルスにはこれまでのところ縁はなかったということになるのだろう。

 巷で言われる「陰性証明」みたいなものだな。

 もちろんこれは1月29日の血液採取時点までの結果であって,それ以降はどうなるかわからないというか感染の危険は常にあるわけで,陰性証明もたいした意味を持たないということでもある。

 喜んでいいのか何というのか…と応えたら,電話の向こうで笑っていたよ。
 抗体がないということはいつでも感染の危険があるので今後も気を付けてくださいって。

 そうなんだよね。
 陰性だったからといってはしゃいではいけない。

 世の中にはこのあたりを勘違いする人がけっこういるらしいから困ったものだ。

 某野党党首が「安心して旅行に行ける」とかツイートしていたのを見て,ひっくり返りそうになったよ。

2021年1月29日(金)

 女房に付き添われて病院へ。
 月1回の定期検診である。

 自動受付で出てきた用紙を見たら,血液検査の項目が消えている。
 聞いてみたところ,診察後にやることになったという。
 なんでだろうと思いながら,レントゲンだけを受ける。

 待合室で待っていると看護師が呼びに来た。
 いつもならモニターに受付番号が出たところで診察室に入るのだが,いつもと違う手順である。

 部屋に入った途端,主治医が向き直って「実はお願いが…」というのでちょっと身構えた。

 聞けばなんのことはない,新型コロナウィルスの抗体検査に協力して欲しいということだった。

 肺炎などの症状で入院してPCR検査が陰性だった患者について,新型コロナの抗体を持っているかどうかを調べる研究をしているとのこと。
 PCR検査が陽性になるのは,ウィルスが体内に入ってしばらくしてからの数日間(数週間?)のはずだから,陰性だったとしてもコロナにかかったことがないとは断言できないわけである。
(すでに書いたが,私は入院中に(鼻,喉,血液)×2と計6回のPCR検査を受けた…)

 そこで,普段の検査にあわせてその分の血液を余分に採らせてほしいとのこと。

 数ページにわたる説明書きを渡され,いろいろ説明される。
 この爺さんのあやかしい血液が研究に役立つならお安い御用ですよとサイン。

 巷の抗体検査は,指先にちょっと針を刺してにじみ出てくる血液から調べるものが多いらしいが,こちらは2mLの血液から分析するらしい。

 私がコロナの抗体を持っていたら驚きだが,2019年の12月にひどい風邪を引いたのでそれがコロナだったという可能性もないわけではない。
 結果は数日でわかるらしいのでそれはぜひ知りたいものだと喜んで協力した。

 看護師に連れられて(VIP待遇だな)いつもの採血室へ。
 いくつかのアンケートにも答える。

 看護師が封筒をくれたので何かと思ったら5,000円が入っていた。
 協力への謝礼だそうだ。

 そういえば20年くらい前,親知らずを抜いたときに痛み止めの新薬の治験に協力したことがあって,このときは結構なお金をいただいたな。
 数値がずうっと元に戻らなくてそのたびに血液検査を受けて,謝礼をもらい続けた記憶がある。

 結局,治験はうまくいかず,だいぶたってから私の飲んだ薬はプラセボだったと治験コーディネーターが教えてくれた。
 プラセボで何かの数値が上がったままになったということか…。

 採血の30分後,改めて診察室へ。

 肺のレントゲンは少しよくなっているようだ。
 血液の状態もほとんど基準値内。
 ただし,KL-6などは相変わらず900台。
 SP-Dも高い。
 半年以上続けたステロイドを終了し,ダイフェンも終了。
 下痢止めは追加しない。(じつは一度も使っていない)

 ひびあかぎれ,まぶたのかゆみ,フケ・抜け毛などについても相談したが,フケ・抜け毛は副作用とは違うのではないかなと。
 軟膏を2種類出してもらう。

 私が聞いた皮膚筋炎の可能性は過去の数値を見る限り少ないと思われるが,念のため検査項目を追加する。

 薬局と合わせて,5万円超えはいつも通り。

2021年1月1日(金)~
 新年を迎えても体調がよくなるわけではなく,むしろいろいろな症状が次から次へと現れ出てくる感じだ。
 
 ひびあかぎれに悩まされている。
 市販の薬を塗ってみたが,たいして変わらない。
 皮膚がぱっくり割れたりするので,女房が水絆創膏を買ってきてくれた。
 塗るとえらく滲みるが,傷口はくっつきそうではある。
 主夫業で水仕事をするからと思っていたのだが,人差し指の片側(親指側)が赤く腫れていたりして妙である。
 
 まぶたの腫れと赤み,かゆみも気になる。
 かゆみは,去年の3月頃にもあった。
 入院前のことであるが,ついに自分にも花粉症が来たのかと思っていた。
 そのときも,そして今回も市販の目薬を差していたのだが,よくなる気配がない。
 かといって,酷くなるわけでもなく,なんとなく過ごせてしまう気もする。

 さらに,急にフケが増えてきた気がする。
 シャンプーを変えてみたがたいして変わらないようである。
 さらにさらに,抜け毛も増えてきた気がする。
 オフェブはもともと抗がん剤として開発されたとのことだから,髪の毛が抜けても不思議はない(と思う)。
 副作用の情報にはなかったが,私がその副作用第1号かもしれない。

 禿げちゃうのか…。

 女房が見かねて,ネットで見つけたシャンプーと薬を買ってくれたが,すぐに効果が出るものでもないよなあ。

 そんなときである。

 「間質性肺炎」で検索して読んでいたブログのコメント欄に「メカニクスハンドや、上瞼のかゆみ」とあるのが目についた。

 メカニクスハンドとは「機械工の手指に出来る職業性変化に似た症状」とのことで,皮膚筋炎とよばれるものらしい。
 指の皮膚ががさついてきたりするのはその症状のひとつだ。

 目(まぶた)のかゆみも同様,上眼瞼部の腫れぼったい紅斑=「ヘリオトロープ疹」とよばれるものらしく,指の症状と合わせてまさに皮膚筋炎そのものではなかろうか。

 皮膚以外にも症状が出ることがありそれは多発筋炎と呼ばれ同じものとして難病指定されている。

 フケが多い,抜け毛が多いも関係あるのかどうかは説明に書いていない。

 「難病情報センター」を見れば,「合併しやすい病気のうち特に注意しなくてはならないのは間質性肺炎と悪性腫瘍」とあるから間質性肺炎の診断を受けている私としてはかなりヤバイ感じだ。

 皮膚筋炎も間質性肺炎も自己免疫が絡んでいる可能性が強いようだ。

 水仕事しすぎかしら,花粉症かしらなどと気楽に考えていたのだがねえ。

 間質性肺炎(指定難病85)に皮膚筋炎(指定難病50)に睡眠時無呼吸症,その他いろいろ…。

 なんだか絶望的になってくる。

 今度の検診で聞いてみるつもり。

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