2021年7月16日(金)~18日(日)

 新型コロナワクチン,2回めの接種へ。

 前回同様,東京駅から無料バスに乗る。
 降りたあとはそこそこ歩かなくてはいけないので,今回は竹橋駅経由とも思っていたが距離はたいして変わらない。
 階段を上らないだけバスの方がましだろう。
 会場に着いてからもどんどん流れ作業であちこち移動させられ,息も絶え絶えになったのはまあ仕方がないところ。

 一息つく間もなく問診。
 今回も注目されたのは喘息だけだった。
 最近の発作はいつと聞かれたので,寒くなると喉がヒューヒュー鳴り出すぐらいと答えたら,待機時間が前回の半分になった。

 接種の方は拍子抜けするほどあっさりと終了。

 指先がしびれたりしませんかと聞かれたということはすでに針が入っていたということだろう。
 痛みもなにもまったく感じなかったので本当に注射されたのかと疑ってしまったほどだ。
 
 結局,その日は何事もなく過ぎてしまい疑いは更に強まったけど…。

 翌朝は,注射跡がちょっと痛いぐらい。前回よりもずっと楽である。

 このまま楽勝かと喜んでいたら,午後に異変?が起きた。

 体がだるいような…。

 熱を測ってみた。

 37.1℃。

 いよいよ始まったか。

 ロキソニンを手元に用意し,新聞を読んだりしながら30分ごとに体温を測定。
 その後も順調に上がり続けて,18時には38.1℃。
 しかし,38℃越えにしてはたいしたことはない気がする。

 インフルエンザでの経験からするとずいぶんと楽である。

 ひょっとして電子体温計のせいかもしれない。
 10秒ぐらいで「予測体温」というやつが出るのでいつもそれですませているが,実体と少しずれているのかもしれないと思って「実測検温」をしてみた。

 取説に従い最後のブザーが鳴るまで測ったら37.4℃と出た。

 水銀体温計があったはずだと出してきて測ってみた。

 同じく37.4℃(ぐらい)だった。

 実測体温と水銀体温の差は少なくて,21時半に予測体温が38.3℃となったときにはそれぞれ37.6,37.7℃だった。

 かなり前に買った電子体温計なので,誤差が大きいというのはあるかもしれない。

 日付が変わるころには37℃を下回ってきたので,今回の最高値は37.7℃ということにする。

 結局,熱が上昇していた時間は12時間ぐらいだった。
 
 しかし,病気と副反応の違いというべきなのか体はそこそこダルいものの食欲が落ちたりはしないので普通に酒を飲んで,普通に食べていたけどなあ。
 食事は女房が作ってくれたが,自分でやってもよかったくらいだ。
 熱だけが上がって他は普段と変わらないという妙な感覚だった。

 結局ロキソニンは飲まずに終わってしまった。

 まあ,熱が出たということは副反応のひとつだろうし,痛くも痒くもなかった注射だがしっかり薬剤は注入されたに違いないということで一安心である。