退院後の2日間をまとめておく。
★2020年6月5日(金)
退院の翌日だが,今度は女房が倒れた。
朝起きたら,「世界がグルグル回っている。立っていられない!」ときた。
まっすぐ歩けない女房を息が切れてふらつく私が支えながら,近くの耳鼻科へ。
老老介護である。
老老介護である。
診断は「良性発作性頭位めまい症」
薬を飲んで,一晩たったら落ち着いたようだ。
★6月6日(土)
パルスオキシメータが届く。
入院中の日記にも書いたが,パルスオキシメータとは動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定するための装置で,肺の機能を測るには欠かせないもの。
下の写真のような機器で,指先を挟むと数秒で酸素飽和度が表示される。
飽和度の単位は%,同時に脈拍も表示される。
健康な人なら96~99%,90%以下で呼吸不全ということになる。
私の場合,入院時が88前後,入院中は80ぐらいまで下がったこともあった。
今でもちょっと運動っぽいものをすると84ぐらいになるのが普通。
テレビ体操で78と出たときは驚いたが…。
テレビ体操で78と出たときは驚いたが…。
やばいなと思ったら,その場で止まって数値を確認し,92以上に戻るのを待って,活動を再開する。
これも書いたことだが,入院中に買ったのは中国製で,どうも数値が低く出る。
病院で使っているものと比べて,ばらつきが大きいようで最大で5~6も低く出ることがあるので,さすがにこれは使えないと,今度は国産を注文したわけ。
しかし,入院中もそうだったが,かなり売れているようでなかなか在庫がない。
パルスオキシメータは日本人の発明で,ノーベル賞ものと私は評価している。
昔は,耳たぶを温めてから大きな機械で測るとか,採血して測定器にかけるとかしていたらしい。
結果が出るまでに,患者が死んでしまいそうだ。
1974年に,日本光電(株)とミノルタカメラ(現コニカミノルタ)が1ヶ月違いで特許を出したらしい。
しかし国産のものはやたら高い。
一番安いクラスで15,000円,多くは2万円を超える。
中国製なら5,000円ぐらいからある。
しかも日本製はさらに在庫がない。入庫日未定とかばかりだ。
コロナ騒ぎのおかげでそんなに売れているのか…。
早く手に入れたいけどなあ。
というわけで,たまたま見つかった日本光電製の「高精度【管理医療機器】」とあった38,280円のものを注文したのだった。
国産の安いクラスと思っていたのだが,背に腹はかえられない。
病院で使っていたものと同じメーカー製でもあるし。
国産の安いクラスと思っていたのだが,背に腹はかえられない。
病院で使っていたものと同じメーカー製でもあるし。
さっそく使ってみる。
私の体感にも合っている気がする。
女房の指で測ってみたらちゃんと98とか出る。中国製は95とかになったけど。
というわけで,今後はこれをメインとする。
スイッチオンは挟むだけとか,防水だとか,100回落としても大丈夫とか,単4電池1本の省エネだとかは,まあ値段が高いからだな。 問題は,暗いところでは数値が見えなくなることだ。
測り始めはオレンジのバックライトが点くのだが,数値が出てから20秒ほどで消えてしまい,あとは液晶表示だけになる。
明るい場所ならそれでもよいのだが,暗がりでは困る。
寝室の明かりを消して,ベッドに横になって数値が上がってくるのを確認したいなどというときには不便である。
「医療用」だからということかもしれない。
明るい場所ならそれでもよいのだが,暗がりでは困る。
寝室の明かりを消して,ベッドに横になって数値が上がってくるのを確認したいなどというときには不便である。
「医療用」だからということかもしれない。
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