6月11日(水)
 点滴に痛めつけられた両腕のアザは,一向に消えない。
 薬物中毒の怪しいおじいさんと思われるのもイヤなので,外に出るときは長袖のシャツを着る。(写真は入院中のもの)
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 数日前,病院からもらってきたDVDと「御担当医 先生 御侍史」と書かれた封筒を開けて「診療情報提供書」と「検査結果」の5ページをパソコンに取り込んでおいた。

 私のデータだから当然見る権利はあるだろうと勝手に解釈した。

 DVDの方は,プロテクトがかかっているのか,HD上からはファイルが見つからないとなって起動できない。
 ブラウザ起動なら使い勝手は落ちるが,まあ使えそうだ。

 CTの画像とかを女房と見る。

 なんかすごいね。
 テレビで見るコロナ患者の肺と同じだな。
 もっとひどいかもしれない。
 やたら白い。
 無数の星をちりばめたようにも見える。

 小宇宙だな。

 退院時のそれを見ても,たいして変わったようには思えない。
 正面からのレントゲン画像は多少黒くなって見えるかなといった感じ。

 全部で1,600枚ほどの画像が入っていた。

 放射能恐怖の人なら,卒倒するレベルだろう。

 それらの書類とDVDを持って,かかりつけ医の元へいく。
 午前中の最後の患者として,数値データや画像などを見ながら40分ほど話した。

 しかし,いやなんというかまったく肺の状況を理解していなかった私であった。

 星のように白く見えたのは,血管だそうだ。

 真っ白に見えるのは別の臓器,これが動脈硬化でまあ年相応,食道が細い,横隔膜が肺に入り込んでいる,肺に空洞があって水が溜まっていたかも,骨も左右でずれていると散々である。

 蜘蛛の巣状というかひびの入ったガラス状のものが病巣。

 肺は7割くらいは機能していますと言われましたといったら,7割ないかもしれないって。

 この先生,私より2つぐらい年下で20年近いつきあい。
 ただのおしゃべりなおじさんかと思っていたら,某大学病院の副院長だったという人。
 今も大学に行っている。

 心臓外科とか救命救急の権威らしくて,東日本大震災でもチームを率いて活躍したらしい。
 私よりもっと酷いのを散々見ているよ,両親から左右の肺を移植するという子供についてアメリカまで行ったなんて話をしてくれた。

 このまま経過すると,私も大変なことになりそうなので,明日から処方されるという高価な薬に期待したいところである。