2021年1月29日(金)

 女房に付き添われて病院へ。
 月1回の定期検診である。

 自動受付で出てきた用紙を見たら,血液検査の項目が消えている。
 聞いてみたところ,診察後にやることになったという。
 なんでだろうと思いながら,レントゲンだけを受ける。

 待合室で待っていると看護師が呼びに来た。
 いつもならモニターに受付番号が出たところで診察室に入るのだが,いつもと違う手順である。

 部屋に入った途端,主治医が向き直って「実はお願いが…」というのでちょっと身構えた。

 聞けばなんのことはない,新型コロナウィルスの抗体検査に協力して欲しいということだった。

 肺炎などの症状で入院してPCR検査が陰性だった患者について,新型コロナの抗体を持っているかどうかを調べる研究をしているとのこと。
 PCR検査が陽性になるのは,ウィルスが体内に入ってしばらくしてからの数日間(数週間?)のはずだから,陰性だったとしてもコロナにかかったことがないとは断言できないわけである。
(すでに書いたが,私は入院中に(鼻,喉,血液)×2と計6回のPCR検査を受けた…)

 そこで,普段の検査にあわせてその分の血液を余分に採らせてほしいとのこと。

 数ページにわたる説明書きを渡され,いろいろ説明される。
 この爺さんのあやかしい血液が研究に役立つならお安い御用ですよとサイン。

 巷の抗体検査は,指先にちょっと針を刺してにじみ出てくる血液から調べるものが多いらしいが,こちらは2mLの血液から分析するらしい。

 私がコロナの抗体を持っていたら驚きだが,2019年の12月にひどい風邪を引いたのでそれがコロナだったという可能性もないわけではない。
 結果は数日でわかるらしいのでそれはぜひ知りたいものだと喜んで協力した。

 看護師に連れられて(VIP待遇だな)いつもの採血室へ。
 いくつかのアンケートにも答える。

 看護師が封筒をくれたので何かと思ったら5,000円が入っていた。
 協力への謝礼だそうだ。

 そういえば20年くらい前,親知らずを抜いたときに痛み止めの新薬の治験に協力したことがあって,このときは結構なお金をいただいたな。
 数値がずうっと元に戻らなくてそのたびに血液検査を受けて,謝礼をもらい続けた記憶がある。

 結局,治験はうまくいかず,だいぶたってから私の飲んだ薬はプラセボだったと治験コーディネーターが教えてくれた。
 プラセボで何かの数値が上がったままになったということか…。

 採血の30分後,改めて診察室へ。

 肺のレントゲンは少しよくなっているようだ。
 血液の状態もほとんど基準値内。
 ただし,KL-6などは相変わらず900台。
 SP-Dも高い。
 半年以上続けたステロイドを終了し,ダイフェンも終了。
 下痢止めは追加しない。(じつは一度も使っていない)

 ひびあかぎれ,まぶたのかゆみ,フケ・抜け毛などについても相談したが,フケ・抜け毛は副作用とは違うのではないかなと。
 軟膏を2種類出してもらう。

 私が聞いた皮膚筋炎の可能性は過去の数値を見る限り少ないと思われるが,念のため検査項目を追加する。

 薬局と合わせて,5万円超えはいつも通り。